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わたしの山の精霊(リューベツァール)ものがたり。
小さい魔女>の作者、
  オトフリート・プロイスラーさんの作品を
   もっと読みたいと思っていたら、
   こんな本と出逢いました

わたしの山の精霊(リューベツァール)ものがたりわたしの山の精霊(リューベツァール)ものがたり
(2011/12)
オトフリート プロイスラー

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山の精霊[リューベツァール] の物語が
  24話+3話も納められています。

 (※本文では [精霊] よりも [山の神様] という表記が多いです。
    日本でたとえるならば、
    遙か昔からその地を護る゛氏神さま゛のような存在でしょうか。)

 リューベツァールは、魅力的な山の精霊です。
  彼は、赤い髪とお髯がチャームポイントの巨人の姿をしているようです。
   (いろいろな姿で現れるようですが。)

 リューベツァールといえば、一般的には
    名前の由来となった゛カブを数えるお話゛のイメージが
         定着しているとのことですが、
  この本が、彼の魅力を何十倍も増してくれました。

とにかく、日本語訳がとても読みやすいです。

短いお話ばかりなので、年齢を問わず楽しめます。
   
   (「ポーランドの暖炉」 というお話に出てくる料理に
       お腹が鳴ってしまいました。)

でも、楽しいばかりではなく、深く、考えさせられます。

なかでも、 「ハラント夫人」 というお話では、
 彼が、夫人に語る言葉にドキリとしました。

それは、こんな言葉。

「おまえはまだこの先も生きねばならん-。・・・(略)・・・おまえは知らないのか、別の種類のしわ、善意のしわというものがあることを?年をとれば、しわのできないわけがない、それはたしかだ。だがな、たとえたいそう年をとった女でも、親しみのわく顔にしてくれるしわがある。しかもそれがまた、ひどく美しいのだ。ハラントのご夫人よ、このことを、心のなかでよく考えてみてくれー、・・・(略)・・・」


それから、
 このお話しの少しあとのほうに書かれている
    「心の点検」 という言葉。

   近い将来、子供たちがみんな巣立ったあとの、
   ワタシ自身の、
   そのあと続く人生において
   目指したいモノを見つけた気がしたのです。

他にも、胸に響くお話がいくつもあります。

「黄金の手のひら」 というお話においては、
  彼は、こんな言葉をくれるのです。

「すべての人への愛は、すぐ隣りにいる人への愛から始まる。そのことをぜったいに忘れてはいかんぞ!ーおまえがこの世に生きるあいだ、・・・(略)・・・ずっと、ずっとな。」


何度でもページを開きたくなる本です。
 そして、読むたびに゛リューベツァール゛が好きになるのです。

いまこの時に、この本と出逢えたことを嬉しく思います。
プロイスラーさんに、感謝です。
そして、
すてきな訳でこの本を紹介してくださった翻訳者の方にも、感謝です。

           

 [リューベツァール] の曲があります
     (下の[商品詳細を見る] の箇所をクリックすると、
             試聴用サンプルがついています。
      <試聴する>をクリックして聴いてみて下さい
             
ウェーバー:序曲集ウェーバー:序曲集
(2006/12/21)
スウィトナー(オトマール)

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      3曲目: 「精霊の王者」序曲(リューベツァール)
        短い曲ですが、
       重厚でありながらスピード感のある曲でカッコイイです。

    ※指揮者のオトマール・スウィトナー氏は
      NHK交響楽団の名誉指揮者だそうです。
      
        音源は、なっなんと1974年の 東ドイツ録音 です。
 
    ※ ウェーバーの オペラ [リューベツァール] は
              残念ながら 未完 だそうです。                                 
       (マーラーの オペラ [リューベツァール] も同様とのこと。)
        
       巨匠たちを苦しめた ゛リューベツァール゛
         さすがは <山の精霊の王> 手強いですね~。
     
     ~リューベツァール・・・・・奥が、深いです
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[2014/04/22 23:21 ] | | コメント(0) | トラックバック(0)
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