安野光雅さんの絵がすきで、
「あら、かわいい」と思ったら、 よく知っている「さんびきのこぶた」とはまるで違う本でした。 とにかく「こぶた」がたくさん登場します。 でもこの「こぶた」たち、 自分で何かをするというわけではないんです。 そして、最後はホッとして・・・。 登場する動物たちへのまなざしが優しい本です。 実はこれ、 数学者の森毅さん著書の数学の本。 数学の「確率」が、 こんなにもかわいくてワクワクする絵本になってしまうなんて・・・。 (ページをめくるたびに、どんどんすごいことになってゆくのです。) きっと、読み手の年齢によって、 受け止め方がまるで違うものになると思います。 読むたびに、発見があるのです。
*銀座で、 安野光雅さんの「すうがく絵本展」が開催されているとのこと。 いいなあ。原画の展示、見に行きたいなあ・・・。 ・・・と、ここまで書いていたところ、 今朝の新聞で、森毅さんがお亡くなりになったと、知りました。 素敵な本をありがとうございました。 ご冥福をお祈りいたします。 スポンサーサイト
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